先日、長男(小4)の授業参観に行きました。

いつも期待はしていませんが、

「小学校は相変わらずひどい」

と思いました。

 

総合学習で地域について調べたことの発表ということでしたが、

その中味が色々とおかしかったのですね・・・

子供が間違ってしまうのはしょうがないとは思います。

しかし、

教員が何かしら指導していないのはおかしいです。

 

たとえば

「SSK(佐世保重工業)について調べました」

という子の発表を聞いていると

「スポーツが・・・」

とか言ってるんですね。

「クレーンが・・・」とか「タンカーが・・・」

ならわかりますが、

スポーツは全く関係ないですよね。

どうやら

スポーツ用品メーカーのSSK

と間違えて調べて発表したようでした。

 

また

「ハウステンボスについて調べました」

と言いながら

なぜかクレープチェーンの説明をし始める子がいたり・・・

(ハウステンボスにお店があるようでした)

 

「九十九島の自然」というテーマで

「イルカについて調べました」

と前置きをし、

「アイルはニーハの子で・・・」

という説明をし始める子がいたり・・・

(どうやら水族館にいるイルカの説明だったようですが、

水族館には一切言及が無いのでわかるわけがありません。

〇〇イルカといった種類などの説明は一切ありませんでした)

 

とりわけ目立ったのは、

「ハウステンボスのドムトールンについて調べました」

と言いながら、

オランダにある本家ドムトールン

についての説明を始めた発表です。

「オランダの古都トレヒト」

「かねざくら(おそらく鐘楼の読み間違え)」

などの誤情報が含まれていました。

 

再度言いますが

子供が間違えていることが問題ではないのです。

子供が間違えているのにもかかわらず、

教員が放置していることが問題なのです。

 

あとで子供に聞くと、一度はリハーサルをしているらしいので、

普通ならば気付くはずです。

なぜそのときに教員が指導しなかったのか・・・

それとも能力が低すぎて気付かなかったのでしょうか・・・

本当に頭が痛くなります・・・

 

さらに、

調べている内容はほぼインターネットのコピペですし、

発表後の「感想と質問」の時間も

「〇〇で良かったです」

「△△でわかりやすかったです」

などの無意味な感想のみ。

(どうみても事前に準備していた「セリフ」です)

質問した子が一人だけいたのですが

教員がすかさず発表グループに向けて

「調べてないなら『わからない』でいいからねー」

と口出しする始末・・・

 

予定調和というか事なかれ主義というか・・・

お遊戯会を参観したいわけではないのですけどね・・・

こういう小学校教育をやってて何になるのでしょうね?

大学入試改革の前に、小学校教育を何とかすべきだと思います。