今年から長崎県は公立高校入試が制度変更しました。
今日、前期試験が終わりましたが、何かメリットがあったでしょうか。
確かに前期は倍率が変に高くなりますから、刺激にはなるかもしれません。
仕組みは他県のパクリなんでしょうけど、目的が不明です。
混乱しか生まない気がしますけどね。
こういうのは共通テストだけでおなかいっぱいなんですが。
塾としてはこの改革?はデメリットの方を強く感じます。
一番のデメリットは、志望校決定の時期が早くなったことです。
どの中学校でも志望校決定を早めに求めていましたが、
11月中旬に「最終決定してくれ」という学校がありました。
しかも、「前期も後期も決めてくれ」とのことです。
11月なんてまだまだ伸びる時期ですし、本当にアホかと思います。
当然ながら、生徒さんと保護者の不安は増大します。
このことは県の方に電話で確認しましたが、
「最終決定は出願期限までにすればよい」
「前期発表のあとで後期の変更をしてよい」
という、リリースされている書類通りの理解で良いとのこと。
ただ、現場の各中学校ではどういうわけか前倒しになって、
そのしわ寄せで生徒さんや保護者は不安に陥り、
そして塾が無理やり学力の帳尻合わせをするわけです。
こういう混乱を商機と見て、
「前期後期制に変更になります!倍率4倍です!」
「大変になりますよ!お子様は大丈夫ですか?」
なんて不安を煽るのがある意味で「健全な塾」なのかもしれません。
私は商売に徹し切れませんので、無理です笑