当塾は宣伝はしておりませんが、ありがたいことに定期的にお問い合わせをいただきます。
それと同じくらいかかってくるのが迷惑営業電話です。本当に困ったものです。
今日も教室に電話がかかってたので応対をしたのですが、

「うちの会社の社員が福利厚生で利用できる個別指導塾を探している」

という内容でした。

営業電話やろなと思いながらも詳しく話を聞くと、

「自社の社員が探している」

    ↓ 

「色々な企業から委託を受けて地方の個別塾を探している」

と内容が変わり、

結局「弊社の福利厚生サービスに登録いただければ」ということに。

まぁ、実体の無い詐欺営業電話でしょうね。

株式会社メリ○トという、シャンプーみたいな名前の会社でした。

(中国地方にある無関係の同名の会社に迷惑を与えているようです)

 

暇だったので話を聞いてみたのですが、

私「仮にそういう福利厚生を利用される企業があるとして、具体的にどのような企業がありますか?」

詐「それは守秘義務に反するでお答えできません」

私「そうですか。私も色々な塾の先生から話を聞くのですが、そのようなサービスを耳にしたことはありません。実際にあるとして、その福利厚生サービスに利用されている塾は佐世保にありますか?」

詐「競合になるので同じ地域で複数の塾とは契約していません

私「大手の塾さんには電話されましたか?企業の福利厚生ならまず大手の塾さんだと思うのですが?」

詐「個人でやられている信頼できる塾が良く、私が探し出した云々・・・」

私「わかりました(わかってない)。仮に本当に塾を探している保護者がいらっしゃるなら、直接お問い合わせいただくようお伝えください(にっこり」

 

具体性ゼロ過ぎて途中から失笑が漏れていましたが、先方はめげません。タフですね。

そもそも福利厚生って企業が充実をアピールしたいポイントだと思うのですが、

守秘義務?といって隠す理由も意味もわかりません。

仮に福利厚生で塾が利用できるとしても、複数選択出来る方が絶対良いですよね!

個人塾狙い撃ちなのは、大手を相手にできない理由があるのでしょうね!

 

改めて会社名を確認し、検索してみましたが、ご立派なホームページもあります。

先方は「東京の六本木」をやたら強調していましたが、後で調べると、

住所はコワーキングスペース/レンタルオフィスのようです。

企業概要に代表名も無い会社ですし、とても信頼できそうですね!

 

「福利厚生 学習塾」で検索すると、

数年前から同様の営業を受けた塾が多数あるようです。

福利厚生の対象になるような事業をやっていたら騙されかねないですね。

気をつけたいものです。