昨日は昼からのお仕事をが終わった後、長くお世話になっている方のお店に行きました。

その方は美容師さんなのですが、仕事に対する姿勢が真剣で、10年以上通っていました。
昨年独立して自分のお店を出されることになったのですが、やはり、色々と大変だったようです。

独立されたら私も新しいお店に行くつもりでしたが、この機会に他の美容室も色々試してみようかなと、
しばらくはいくつか別のところに行ってみました。

ところが、他の美容室では「仕事の姿勢」の違いに「うーん・・・」とうなることも少なくありません。
別に大きな不満があったわけではありませんが、70~80%の満足なんですね。
詳しくは書きませんが、何か少し物足りない感じでした。
最近、私も精神的に疲れていましたので、気分転換も兼ねて新しいお店を訪ねてみること。
約半年ぶりにお電話したのですが、名乗る前に声で私だと気付かれ、「さすがだなー」と感じました。
また、お店で切ってもらう際も不満なことも無く、久しぶりにリラックスすることができました。

LAVOROさんというお店ですので、ぜひ行ってみてくださいね。

美容師さんの仕事は、「髪を切ること」ではありますが、もちろんそれだけではありませんよね。
「ただ髪を切ればいい」「言われたとおりに切ればいい」といった態度ではお客さんも離れるでしょう。
離れるお客さんは理由を言いませんから、「なぜ来なくなったか」は永遠にわかりません。

学習塾も同じだと思います。
生徒が辞める時、クレームを言ってくれるならまだ良いのでしょう。
そこで反省できますから。
「部活が忙しいので、しばらく塾はお休みしたい」
ほぼ復帰しないパターンの「辞める口実」ではないでしょうか。
部活が忙しくても、本人が塾を必要だと考えていたら、こうはならないでしょう。
結局、部活などを言い訳にしても、本当は何が不満だったかはわかりません。

普段、生徒さんをよく観察し、成績を注視し、面談をして生徒さんや保護者の方の要望をしっかり聞く、
塾としては当たり前のことなのですが、こういうことをないがしろにする塾もあります。
ただ授業を垂れ流すだけなら映像でも良いのです。授業だけなら映像の方がレベルは高いのですから。

「なぜそこに人が必要なのか」「人対人しかできないことは何なのか」
それをしっかり理解し、実行できるのが本当の塾なのだと思います。