昨日は聖和女子学院さんの第二回塾向け説明会に行ってきました。
今回は授業見学もできるということで楽しみにしていました。
説明会の前に、授業見学をしたのですが
どの教室でも生徒さん達が明るく楽しそう
に授業を受けていたのはとても感じが良かったです。
多少の私語や不規則発言はあるものの、
「元気の良さ」や「先生との距離の近さ」
という印象で、以前に他の市立中学校で見たような
授業崩壊のような状態は感じられませんでした。
やはり男子が乱すのかな・・・と男としては複雑な気持ちがしました。
また、見学で特に驚いたのは高校生の授業で、理系を志望する生徒さんのために
少人数であっても物理・化学・生物の授業が別に行われていた
ことです。
これには一緒に見学されていた佐世保最大手塾の塾長さんも驚かれていました。
ほんの数名のためだけに個別に授業をして、大丈夫なのかと心配になります。
あとで校長先生に聞いたのですが、生徒さんの不登校などに対応するため、
相談役の先生を新たに採用したとのことで、これも
「確かにかかる経費は痛いですが、生徒を大事にしたいので必要な経費です」
とおっしゃっていました。
特色である宗教の時間も見学したのですが、外部から神父さんがいらしていました。
生徒さんの多くはキリスト教徒ではないそうですが、
「宗教教育のおかげで優しい気持ちになれているのではないか」
と副校長先生(仏教徒)はおっしゃっていました。
私は仏教系ヤンキー学校に通っていたのですが、なぜここまで違うのか不思議です。
私の学校はかなり荒れていましたね。
あと図書室もふらっと入ってみたのですが、
カフェのようにおしゃれな飾りつけがしてあり、良い雰囲気でした。
司書の先生とも少しお話しましたが、色々と工夫されているのが伝わりましたね。
一時間の授業見学はあっという間に終わり、説明会の時間になったのですが、
説明会の前に、中高それぞれの代表者による、英文暗唱と英語スピーチがありました。
正直なところ、思った以上にレベルは高かったです。
さすが、英語指導に関しては歴史ある学校だと思いましたが、
驚くのはどちらの生徒さんも長期の留学などはしておらず、
ほぼ学校の指導だけということでした。
特に優秀な子達なのだろうとは思いますが、それでもすごいですね。
学外で指導を受ける費用を考えるとかなりお得かもしれません。
説明会自体は前回と内容が重複する部分もありましたが、
「学校をよりよくしたい」という先生方の熱意も変わらず感じられました。
その熱意が生徒数増加につながっているのでしょうね。
今回は大学入試結果について情報があり、すでに早稲田や上智に合格者が出ており、
国立大の推薦でも合格の見込みが高い生徒さんがいらっしゃるそうです。
聖和さんでは現在、中学校の部分を改革されているようです。
従来の聖和中の良さを受け継ぐジュリアンコースとは別に
「センターを突破しての国公立大合格」を目指すクレメントコース
に力を入れられているようです。
選択肢が増えるのは歓迎ですし、他校へも良いプレッシャーがかかるのではないでしょうか。
九州文化学園さんも新しく小中一貫校を作られるという話がありますが、佐世保の学校事情が
良い方向へ進んでいくと良いですね。
他にもいろいろと書きたいことがあったのですが、長くなりますのでまた別の機会に。